酪農牧場体験
2009年 07月 29日
牛の身体の仕組みについて紙芝居をみながら説明を受けました。「どうしてお乳が出るのかな?」などクイズを交えたわかりやすいお話でした。
「牛のおっぱいを触ってごらん」
「ぼこぼこする・・」
「そう。ぼこぼこするのは血管だよ。おっぱいはね、血液からできているんだよ!」
「えええ~!」
牛に触れたり、牛の赤ちゃんにミルクを飲ませたり、そして最後はバター作りを体験しました。
牛が屠殺(とさつ)されて、スーパーのパックになるまでの過程を話してくれました。屠殺する前、牛が涙をいっぱい流すことなど、子どもたちにとっても衝撃的な話でした。
「みんなが好きなハンバーグって想像するとグロテスクな食べ物なんだよ」
「?」
「牛のお肉をグチャグチャにミンチにしたものと、豚のお肉をグチャグチャにしたものと、鶏の卵(あたためれば生まれてくるはずの命)と、玉ねぎを混ぜてつくるんだよね?」
「・・・」
「いただきます」には「命をいただきます」という気持ちを込めること、そして、残さずに美味しくいただくということを教えてくれました。
酪農の体験から、食育や命の勉強ができました
*今回の体験は、阿蘇子どの農山村交流プロジェクトの取り組みです。
*写真の掲載に関しては、学校から了解を得ています。