草原復興のための義捐金贈呈式
2016年 07月 19日
野焼き支援ボランティア会員、賛助会員、あか牛オーナー会員、草原保全に係る関係者などの皆様方から
総額で約200万円(財団から20万円)程の義捐金が集まりました。
皆様のたくさんの善意に心より感謝申し上げます。
義捐金は、被災した牧野へ草原保全のための寄付であることも考慮し、現在グリーンストックが関係する野焼き支援ボランティア派遣60牧野及び、あか牛オーナー受入15牧野を対象に牧野の被災状況を調査し、
その中でも甚大な損害を被られた阿蘇市(小堀、二塚、木落、狩尾)、南阿蘇村(下磧、下市、長野、中松1区、中松2区、中松3区、下野)の11の牧野組に17万円均一でお渡しすることとなりました。
また、残額は、野焼きボランティアによる震災特別支援活動時の費用等に充てることで予定しています。
そして本日、義捐金の贈呈式を学習館で行いました。
贈呈式には、6つの牧野の組合長、野焼き支援ボランティア代表の奥村さん、あか牛オーナーの会代表の坂梨さん、財団の副理事長に参加いただきました!
牧野組合の皆さん、阿蘇草原の復興のために役立ててください!
よろしくお願いいたします!
代表して、下碩牧野組合の田上組合長が、お礼と牧野の様子をお話ししてくださいました。
震災後、牧野内の水が出なくなり、ご苦労をされたこと、
どうしても人的被害や家屋の被害が優先されるため、なかなか行政が動けなかったこと、
震災を生き抜いた母牛と生まれた子牛が、先日の大雨で流されてまだ行方がわからないこと・・・
本当に大変な思いをされているようです。
グリーンストックでも、何か少しでもお手伝いできれば、と思っています。
今後、グリーンストックでは、野焼き支援ボランティア活動の一環として、阿蘇地域全牧野を対象に、
今回の震災に係る牧柵補修作業など牧野関係の作業支援を取り組む予定です。
ボランティアの皆様には改めてご案内をお送りいたしますので、ご協力よろしくお願いいたします