ドイツの草原は?
2010年 09月 14日
先日、日独学生青年リーダー交流事業で日本に訪れているドイツの方に、阿蘇の草原について話をさせてもらいました。美人通訳さんが、私のつたない話を丁寧に訳して下さいました
みなさんとても意識が高く、たくさん質問を頂きました。私は逆にドイツの草原ってどんな草原なのかとても興味がわき、どんな草原で、人との関わりはどんなだろうか・・・と質問しました。標高の高い山は自然草原ですが、基本的には羊やヤギ、馬、牛を飼っていて、放牧をしているとのことでした。放牧と草刈りという利用は同じでしたが、野焼きという管理方法はとられていないそうです
参加者のみなさんは、それぞれにボランティア活動を積極的にされている方でした。自然保護や保全に関わっている方もいらっしゃいました。私が、うまく答えられなかった事があります。「なんで若者のボランティア層がこんなにも少ないのですか?」「PRしているのですか?」「地域の後継者も深刻だが、保全活動ボランティアの後継者も心配ではないですか?」と言われました。
ぐさっときました
「若者は、忙しくて・・・」と言いかけて、いったい何に忙しいのか、、、バイト?プライベート?学校?そんな事はどこの国でも同じような条件にちがいなく、さまざまなボランティア活動で活躍している学生さんもたくさんいるわけですし、、、「この阿蘇の草原の状況を若い世代に伝えきれていないところが反省点。草原維持活動の体験をしに来てくれる熊本の学校が少し増えて来ているが、なかなかそれ以上に裾野を広げられていないのが現状です。」と答えました
・・・ホントに課題ですよね
みなさんから、こんなかわいい帽子と、メッセージカードを頂きました